古本の倉庫管理

店舗を持たずにネットで古本屋を営む場合、本を置いておく倉庫が必要になってきます。 安いとは言えない家賃を月々払い、空調などの費用を支払って運営していくことを考えれば、店舗よりは安上がりなのは言うまでもありません。 とはいえ管理が行き届いていないと、どこにどの古本があるのか分からなくなってしまいます。 倉庫は店舗ではないためどうしても整理が甘くなりがちです。 お店として開いていたらお客さんから100%クレームがくるような状態でも、倉庫として使う分には誰も見に来ませんので、問題ない場合が多いかもしれません。 しかしいざお客さんから注文が入ったときにお目当ての本がすぐに見つからず、埋もれていてようやく見つけ出した、なんてことになっては効率が下がってしまいます。 また大量の本を長期間保管しておくため、カビや汚れなどの対策もしなければなりません。 何か月・何年も掃除されていないような倉庫はホコリが溜まりますし、湿気や乾燥対策も行う必要があります。 古本だから状態が多少悪くても大目に見てもらえる部分があることはあるものの、できればコンディションの良い古本をお客さんに渡したいところです。 倉庫の大きさにもよりますが、在庫として置いておく古本の数が多ければ多いほど、より幅広いユーザーの需要に応えることができます。 その反面、管理が大変になってきますし、もう今後売れる見込みのないと分かっているような本であっても、埋もれていてなかなか取り出すのが難しいというケースも出てくるかもしれません。 こういったことにも配慮しながら、いかに古本をうまく整理し的確に管理していけるかが、店舗を持たないスタイルでの売り方のカギを握っているのです。